長崎県とベトナムとの交流は、今から約400年前の朱印船貿易が行われていた時代にまでさかのぼります。長崎の貿易商であった荒木宗太郎は、当時のベトナム中部の支配者の娘を妻として迎え、ともに長崎へ帰りました。このことは、長崎伝統の大祭長崎くんちの奉納踊として今も長崎の文化の中に根付いています。
そして昨今は、技能実習生や留学生として多くのベトナム人が長崎を訪れることで、ベトナム人と交流する機会が増えてまいりました。こういった中、2022年本県はベトナム中部の都市・クァンナム省と友好交流関係を締結して5周年の年を迎え、また2023年は日越外交関係樹立50周年となります。この節目に、過去、現在、そして未来の日越交流を考えるシンポジウムを開催いたします。
令和5年2月5日(日曜日) 13時00分〜16時00分(12時30分開場)
オンライン開催
長崎県
日本ベトナム研究者会議
1. 開会挨拶
2.本県のベトナムへの取組について
3.基調講演 「日本とベトナムとりわけクァンナム省との関係史概論」:白石昌也(日本ベトナム研究者会議会長、早稲田大学名誉教授)
4.報 告 1 「ベトナムの日本町ー考古学的視点からの研究」: 菊池誠一(昭和女子大学名誉教授、日本ベトナム研究者会議会員)
5.報 告 2 「事例から見た日越交流史」: ファン・ハイ・リン(ベトナム国家大学ハノイ校東洋学部准教授)
6.パネルディスカッション パネリスト:白石昌也、菊池誠一、ファン・ハイ・リン、土肥原弘久(元長崎市長崎学研究所所長)
7.閉会挨拶
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また、下記に記載しているリンク付きの「長崎県・クァンナム省友好交流関係5周年学術シンポジウムチラシ」のQRコードからもお申込みいただけます。シンポジウムの詳細につきましても、リンク先のチラシをご覧ください。
長崎県・クァンナム省友好交流関係5周年学術シンポジウムチラシ[PDFファイル/1MB]
長崎県国際課