令和6年11月2日(土)から11月4日(月・祝)までの3日間、令和6年度「グローバル未来塾in ひろしま」の広島研修を実施しました。
【スケジュール】
行程 | |
1日目 11/2(土) |
・施設見学 (比治山公園旧帝国陸軍墓地、陸軍被服支廠、広島城公園 ほか) |
2日目 11/3(日) |
・施設見学(平和記念資料館、平和記念公園内) ・被爆者との交流 ・グループワーク |
3日目 11/4 (月・祝) |
・講義1 講師:湯崎英彦氏(広島県知事) ・講義2 講師:村岡啓道氏(JICA中国所長) ・長崎実地研修参加者成果発表 |
施設見学では、日本軍の軍事関連施設や被爆遺構を訪問し、明治の日清戦争頃から広島が軍都として歩んできた歴史について学ぶとともに、広島に原爆が落とされた背景を考えました。
サテライトキャンパス広島にて交流会を開き、サンドイッチやお菓子を食べながら、高校生同士の交流を深めました。
ピースボランティアガイドの方にもご案内いただきながら、平和記念資料館や平和記念公園などを見学し、長崎の原爆資料館との展示の違いや被害の側面の類似点、相違点に着目しながら、広島の被爆の実相に触れました。
被爆者、胎内被爆者、被爆体験伝承者とお会いし、各グループに分かれてお話を聞いた後、それぞれが聞いた話や感じたことを共有し、視点の違いを比較しながら被爆の実相について触れました。
グループワークでは、「広島県・長崎県が連携し国際平和の実現の為に出来ること」をテーマに各グループで話し合い、模造紙に話し合った結果をまとめ、発表しました。
湯崎英彦広島県知事から、「広島から核兵器廃絶に貢献できる人材を目指して」をテーマに講義を行っていただきました。また、高校生の研修への感想を知事と共有した後、直接フィードバックを頂くなど貴重な機会となりました。
研修の最後には、長崎の実地研修に参加した広島県のグローバル未来塾生による成果発表がありました。