現在、雲仙市吾妻町山田原地区において、島原道路整備事業の一環としてボックスカルバートの設置工事を進めています。
本工事では、5つのプレキャスト(工場製作)部材と2つの現場打ち部材から構成される、ハーフプレキャスト構造の2連ボックスカルバートを設置しており、総延長は657メートルに及びます。(R7.9月末時点:331メートル設置完了)
掲載写真は、5つのプレキャスト部材のうち「ヘッドスラブ」と呼ばれる天井部分の架設状況です。1部材あたり約20トンの重量があり、200トン級の大型クレーンを使用して、まるでパズルのように精密に架設されていきます。クレーンの操作技術や、微調整を行う職人の熟練の技が光る場面でもあります。
今後も工事が継続されるため、近隣の皆様や広域農道をご利用の方々にはご不便をおかけすることもあるかと思いますが、島原道路の早期完成に向け、安全第一で工事を進めてまいります。皆様のご理解とご協力を、何卒よろしくお願い申し上げます。
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