令和5年11月3日(金・祝)から令和5年11月5日(日)までの3日間、令和5年度「グローバル未来塾inひろしま」の広島研修を実施しました。
【スケジュール】
日時 | 行程 |
1日目 11/3(金・祝) |
・オリエンテーション ・施設見学 (旧陸軍被服支廠、広島城公園ほか) ・被爆体験講話(講話者:小倉桂子 氏) |
2日目 11/4(土) |
・施設見学 (平和祈念資料館、平和記念公園、厳島神社、G7サミット展示ほか) |
3日目 11/5 (日) |
講義1 講師:湯崎英彦 氏(広島県知事) 講義2 講師:島田久仁彦 氏(HOPeプリンシパル・ディレクター) 講義3 講師:渡辺真由美 氏(立教大学兼任講師) |
陸軍兵士の軍服・軍靴等の製造のために建てられ、被爆直後は、被爆直後は被爆者の臨時救護所として使用された旧陸軍被服支廠や広島城公園周辺を見学しました。
小倉桂子氏による被爆体験講話を聞く機会をいただきました。小倉氏は、8才のとき、爆心地から2.4キロの牛田町で被爆したのち、英語を話す被爆者として、自身の被爆体験による国内外での語り部活動を続けています。小倉氏は、本研修の参加者に向け、世界平和のためには、まずは、知ることが重要であるというメッセージを残されました。
平和記念資料館や平和記念公園などの施設見学を実施しました。平和記念資料館では、長崎の原爆資料館との展示の違いや被害の側面の類似点、相違点に着目しながら、広島の被爆の実相に触れました。
宮島では、G7サミット首脳が訪れた厳島神社を現地ガイドに案内いただきながら散策しました。また、G7サミットの回想展では、各国首脳が実際に使用した円卓や宮島訪問時の写真パネル等を見学しました。
湯崎英彦広島県知事をはじめとする計3名の講師による講演を聞く機会をいただきました。湯崎知事には「広島県の平和の取組〜核兵器のない平和な世界に向けて」というテーマで、広島県の人道性、安全保障、持続可能性を基にした核廃絶の国内外へのアプローチや若者の役割についてお話しをいただきました。