子どもたちと同じ目の高さで向かい合い、ふれ合い、語り合う。
そこから教師としての夢は大きく広がっていきます。
つまずいたり、立ち止まったり、迷ったり。
それでも夢に向かって歩き続ける先輩たち。
その生き生きとした姿にふれるとき、あなたの夢が動き始めます。
「正解」 教師として働き始めて5年目が経ちました。この間に、1年間の育児休業を取得しました。その際に息子と過ごした時間は、いつまでも私のかけがえのない宝物です。育児休業取得の際に職場の先生方が温かく送り出してくださったので、育児に専念でき、これまでより一層、我が子や担任する子どもたちの成長や将来の幸せを考えることができるようになりました。 これまでの経験の中で、私が思う特別支援学校の教師の魅力とは、「その人だけの正解を、子どもと一緒に探すこと」だと思います。傷ついたときの心の整理の仕方。友達に気持ちを伝えたいときの表現の仕方。相手に近づくための一歩の踏み出し方。一人ひとり違う悩みや課題があり、それぞれに合った正解がある。それを子どもと一緒に見つけていくことが、教師の責務であり醍醐味であると思います。 問いの正解は、簡単に見つかるものではありません。しかし、その正解を探す過程を楽しみながら子どもに寄り添える、そんな教師を目指して、これからも力をつけていきたいと思います。 |
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県立諫早特別支援学校 教諭 高木 元 |